トップページ ＞ 2022/6/12：文京あじさいまつり”紫陽花コンサート”に出演♪

3年ぶりの開催 人と花と音楽の賑わい

毎年6月に開催される白山神社での文京あじさいまつり。新型コロナウイルスのパンデミックにより、一昨年、昨年と開催が見送られていましたが、今年3年ぶりの開催に漕ぎ着け、出店など一部制約はあるものの境内の期間限定特設ステージではかつてのように紫陽花コンサートが開かれました。
bf Jazz Schoolだけでなく地元の学校などが音楽やダンスのパフォーマンスを披露するこのコンサート、久々の開催を待ち望んでいたかのように大観衆が詰めかけていました。

bf Jazz Schoolが紫陽花コンサートに出演するのは今年で5回連続5回目。
今回は〈おとなのジャズ研バンド(毎月第2土曜日に開催のセッションイベント参加者有志メンバー)〉〈ヴォーカルの生徒さん2名〉〈寝占友梨絵(講師)〉〈bf Jazz Orchestra(Big Bandクラス〉が出演。およそ2時間に渡る演奏を参拝客と地域の方々に楽しんでいただきました。

この季節、しかも野外イベントとあって、毎回心配なのは天気です。今回は、bf Jazz School HAKUSAN Laboから楽器や機材を運び出し始める時間帯に雨が降り始め、神社に到着するまでは小雨で済みましたが、おとなのジャズ研バンドの演奏が始まると雨脚は強まり、一時は傘を差していても濡れるほどの勢いでした。それから少し時間が経つと、雨雲が過ぎ去って太陽が強烈に照りつけ、日差しと蒸した空気で汗だくになる陽気となり、体に堪える1日でした。

文京区白山のランドマークで大変由緒と趣のある白山神社では、この時期約3,000株の多様なあじさいが白山神社の境内から白山公園にかけて咲き渡ります。花の美しさとエネルギーを感じながら音楽をするも聴くも普通に楽しめる紫陽花コンサートが戻ってきました。まさかの時代にあって、祭りという人の営みを続けていくことは決してたやすいことではないかもしれませんが、来年も、そして再来年も、これから末永くあじさいまつりが連なっていくことを願っております。

文：竹田宗一郎(bf Jazz School)