井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1を開講・終了致しました♪

井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1を開講・終了致しました♪

bf Jazz Schoolの看板講座でもある井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」は、11年目のシーズンを迎えました。

今回、Step1を4回(2/13, 2/26, 3/13, 3/26)に渡って開講いたしましたが、新型コロナウイルス、とりわけオミクロン株の影響により、いずれも東京都にまん延防止重点措置が敷かれている状況での開講となりました。そういった状況の中でも、会場のbf Jazz School HAKUSAN Labo(東京都文京区白山)には3人の受講者が集まり、コロナ禍が始まって以来取り入れているZoomによるオンライン配信には、7名の方がそれぞれご自宅等から参加されました。

 

ニューヨークのニュースクール大学で長年教鞭を執っていらした井上智先生。帰国後、現在はbf Jazz Schoolのほか、慶応義塾大学でも教壇に立っている。

 

この講座はStep1からStep3までカリキュラムが設定され、各ステップでは4回ずつ、計12回の講義・実践で構成されています。今回開講されたStep1はその最初の第1歩。初回は講座の学び方が入念にレクチャーされます。

井上先生が特に大切にされていることの1つは、「シンギング」(歌うこと)。音楽する上で重要な耳(聴覚器官)と、声帯や口など発声器官は人の顔の内部で繋がっていますが、物理的な繋がり以上に、声を出すことと聴くことは密接な因果関係があると井上先生は言います。そして、もう1つは「タッピング」。かかとで地面を踏み、体で振動を感じることです。
楽器で演奏する前にまず歌う、歌うときも楽器を弾くときも必ずタッピングをする。スタンダード曲を演奏するときも、理論を実践に応用する場面でも、「シンギング」と「タッピング」欠かさずについて回ります。

 

Zoomによるオンライン配信では、井上先生のオリジナル教材や、Jazz Lifeに寄稿された記事を画面で共有しながら進められる。

この講座は、すべての楽器奏者が対象。ギター奏者の参加が多いが、毎回様々な楽器奏者が受講する。今回はピアノやベースでの受講者も。

 

Step1の理論的なアプローチとして、特に三和音(トライアド)にフォーカスをしています。ジャズでは7thコード(四和音)を主に用いるイメージがありますが、この講座のStep1では基本の二和音(ダイアド)と三和音(トライアド)の範疇から超え出ることはありません。それでも、スケール上でコードトーンの上にある音や、反対に半音下にある音からコードトーンへアプローチしていくと、やいかにもジャズらしいフレーズが次々と生まれてきます。

 

井上先生がこの講座を行う上で非常に影響を受けたというアメリカのジャズピアニスト、バリー・ハリス氏が、昨年12月、新型コロナウイルス感染症の合併症により亡くなられました。91歳でした。
モダンピアノの開祖と言われるバド・パウエルの音楽哲学、技法を受け継ぎ、ニューヨークで毎週ワークショップを開き、クラブやコンサートホールに出演し、世界中を旅して、戦後のジャズの共通語となったビバップ・スタイルを教え広めたバリーさん。直接伝道を受けた井上智先生によって、こうして日本でもバリーさんスピリットが広がり、受け継がれています。

文:竹田宗一郎(bf Jazz Schoolスタッフ)

 

受講者のみなさまの声

■実践にすぐ活用出来そうな内容で今後の演奏の方向性を示唆いただける様な素晴らしい講座でした。
■運営の皆様の雰囲気も良く、毎回楽しく受講出来ました。
■自分では気づかないアイディアや練習方法がたくさんあり、とても勉強になりました。
■先生のお人柄もすばらしく、毎回楽しく受講できました。


井上智オフィシャルサイト
http://www.satoshiinoue.com/main/index.htm

井上智オフィシャルYouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/SATOSHIINOUE

【参考テキスト】相対音感をマスターするためのイヤー・トレーニング Vol.1
https://www.atn-inc.jp/products/detail13467.html

 

*次回の本講座は今秋を予定しております。
開催日程が確定次第、ホームページやFacebookページにてご案内いたします。

 

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