ハリー・コニック・ジュニア、マイケル・ブーブレなど世界的ヴォーカリストを多数指導してきたパーソナル・トレーナーとしても高名なマリオン・カウィングス氏がニューヨークから再び来日し、10月21日(月)?24日(木)の4日間、プライベートレッスンを開講いたしました。
今回のプライベートレッスンは、2011年、2018年に続き3回目となります。
レッスンは毎回ほぼ即満席となりますが、その理由はレッスンを受けられたみなさまの表情を拝見するだけでわかるような気がいたします。
今回は、「マリオンさんのレッスンを受けるためにニューヨークへ行こうと思っていたところでした。」とおっしゃっていた方もいらっしゃいました。
「あなたはなぜ歌いたいの?」
…この問いかけから、おひとりおひとりとじっくり向かい合います。
すべてを受け入れ、そして引き出す。
その方に向けたオンリーワンの貴重なアドヴァイスがキラキラと降り注ぐようでした。
涙する方がとても多いのは、きっと心が解放されるからでしょう。
「あなたはあなたでいい」ということがマリオンさんの大きな瞳の奥から伝わるのでしょう。
今年も多くの日本のジャズヴォーカリストさんが宝物をいただきました。
素晴らしいレッスンをありがとうございました。
そして、
スペシャルレッスンで伴奏をしてくださいましたボブ・ヘンション氏(p)、
初日・二日目に伴奏をしてくださいました森田竜也先生(p)、
そして、きめ細やかな通訳をしてくださいました高田恵美さん(vo)に
心から感謝申し上げます。
これからもずっとマリオンさんのレッスンが続いていきますよう、
bf Jazz School 一同心より願うとともに、
より多くの方にこの素晴らしいレッスンを受けていただきたいと願っています。
文:bf Jazz School 牧野孝子