井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1が開講・終了致しました♪

井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1が開講・終了致しました♪

今秋も井上智先生によるジャズ講座Step1を開講いたしました。
全4回に渡って開講しているこの講座ですが、
先日日曜日の最終回にやっと秋本番らしい空気が感じられました。
ここだけの話、冷房を使わなかったのは最終回だけです(笑)

今回は、HAKUSAN Laboに場所を移して2回目の開催となりました。
昨年までの田端校K-プレイスと比べてやや狭くなりましたが、
その分隣の人との距離が近くて、
参加者のみなさん同士は全員が初対面ではありましたが、
今回も和気あいあいとした雰囲気が漂っていました。
音を出した瞬間から仲間になれるというのは、音楽の魅力だなと改めて感じます。

Step1はトライアド(三和音)にフォーカスした講座です。
そして理論における井上智先生メソッドの最大の特長は、
数字を使うことです。
たとえば、Cメジャーキーでは、ドは1、レは2、ドミソは135。
こうすることで、たとえば絶対音感の持ち主にとって移調が楽になったり、
サックスやトランペットなど移調楽器のプレイヤーとの意思疎通が楽になったりするようです。
このようにして音を数字で捉えることを、
講座の中で井上先生は「音楽の骨格標本・レントゲン写真を見る」という風に表現されます。
なかなか興味をそそられる表現ですよね。
ミュージシャンはそうやって音楽を理解していたのかという発見ですし、
今までなんとなくカッコ良いなと思っていた演奏や曲がなぜカッコ良いのか、
このメソッドを使えばその答えが少しずつ見え始めるのかもしれません。

ジャズの楽譜を見ると四和音やテンションノートを駆使した複雑な和音ばかりですが、
そこは「初心忘るべからず」です。
井上先生の講座のStep1を拝聴していると、
何事も基礎が大事なのだとつくづく感じさせられます。
一見単純そうなことをやっているのに、ひとたび井上先生がギターを手にすると、
そこには大きな世界が広がっているように思わされます。

楽匠の 六の弦(つる)より 秋の声

来春はStep1,2を開講予定です。
みなさま奮ってご参加くださいませ。

文:竹田宗一郎(bf Jazz Schoolスタッフ)

以下、懇親会&ジャムセッションより


ジャズ講座後は、恒例の懇親会&ジャムセッション!
今回、智先生がウッドベースを弾いてくださるという
大変レアなシーンがありました!!

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