井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1が開講・終了致しました♪

井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1が開講・終了致しました♪

DSC_1818■白山Laboでの初開講
春・秋に開講の連続シリーズ、井上智先生による「ジャズ講座~セオリー&パフォーマンス~」Step1を、今春も開講いたしました。
今回が白山Laboへ会場を移しての初開講となりました。
開放的な空間の中で、井上先生の声や受講生のみなさんの楽器の音が良く響いていたように思います。
白山Laboの大窓からは空が良く見えるのですが、3回目の講座の日は鉛色の空からみぞれ混じりの雨が降っていたのが、最終回の頃にはすっかり春空でした。

■歌いにくいところ = 難しいところ = 練習すべきところ
今回Step1には、ギター、アルト・サックス、ピアノ、ベース総勢7名の方々が受講されました。
学習の内容は主にトライアド(三和音)です。
井上先生の講座は、歌うことから始まるのが特長のひとつです。
もちろんギターのテクニカルな部分にフォーカスすることもできるのでしょうが、何よりもまず歌うことから始まるというのが、この講座が全ての楽器プレイヤーのための講座であることの所以でしょうか。
特に初回は、受講者のみなさんが楽器を弾いている時間よりも歌っている時間の方が長かったように思います。
理論の内容としては一見簡単で頭では理解できるのですが、歌っているとだんだん音程がずれていったり、少し難しい部分に差し掛かるとみなさん揃って声が小さくなったりする場面がありました。
「歌いにくいところ = 難しいところ = 練習すべきところ」
井上先生はこのようにおっしゃっておられました。
歌心のあるギターを奏す井上先生だからこそ、とても説得力のある言葉だと思います。
事実、井上先生の歌はとても正確で、伝える力に溢れていました。

■4回の講座を終えて
きっと井上先生のようなプレイヤーになるには相当な時間が必要だと思いますが、今回受講されたみなさんが、歌うことでジャズ理論を少しずつ体に染み込ませ、少しずつ良い音楽を体現できるようになられることを願っております。
そのためのお手伝いを、bf Jazz Schoolが全力でさせていただきます!

恒例の講座終了後セッション大会では、棹ものだらけでブルースを演ったりしました。
なかなか普通のセッションではできない試みでしたが、みなさん、大苦戦(笑)
また受講後の腕試しに、ぜひ「練習会・bfおとなのジャズ研」や「bfマンスリー・ ジャムセッション@HSL」にもお越しくださいね。
みなさんで楽しく演奏しましょう!!

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文:竹田宗一郎(bf Jazz Schoolスタッフ)

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